Alteryx Serverの管理者機能紹介(Studio管理編)
こんにちは、小澤です。
Alteryx ServerのGalleryにおける管理者用機能の紹介をします。 この管理者向けの機能は項目が多岐に渡るため、複数回に分けて解説していく予定です。
今回はその第1弾として、
- 管理者としてログインする
- Subscription(Studio)の管理
を紹介します。
前提条件
Alteryx Serverのインストールがすでに完了していることが前提となります。 まだの方はインストールを先に行うようにしてください。
インストール方法に関しては
を参照していただければ問題ないかと思います。
Galleryにアクセスしてログインする
まずはGalleryにアクセスして管理者アカウントでログインします。
Galleryへは、ブラウザから http:///gallery
にアクセスします。
ログインすると以下のような画面が表示されます。
右上の「SIGN IN」から、ログイン画面に遷移します。
初回はアカウントが存在していないので、Sign Upを行います。 この際、インストール時に指定した「Default Gallery Administrator」のメールアドレスで登録することで管理者として利用可能なアカウントが作成されます。
2回目以降はSign Inの方を選択してログインを行います。
ログインした状態で左上の歯車アイコンのリストに「ADMIN」という項目があれば管理者でログインしている状態になっています。
この「ADMIN」を選択することで管理者向けの画面に遷移します。
SUBSCRIPTIONS
SubscriptionあるいはStudioというもに関する設定を行います。
ユーザはAlteryx Designerで作成したWorkflowをStudioに登録することで、共有することができます。 Galleryにアカウントを持つユーザはPrivate Studioが自動的に作成さ、Alteryx Degigner上でGalleryに公開したWorkflowはこのPrivate Studioに登録されます。 Studio内のWorkflowはそのStudioに関連付けられたユーザからのみ閲覧することが可能です。
管理者はこのStudioやユーザの関連付け、Studio内のWorkflowの管理を行うことができます。
Studioの作成
左のメニューのSUBSCRIPTIONS > Add New Subscriptionと選択します。
Studio作成のための各種項目を入力する画面に遷移します。
各項目は
項目名 | 入力するもの |
---|---|
Private Studio Name | Studioの名前 |
Contact Name | Studioの管理者 |
Subscription Type | Free / Paidのどちらでも大丈夫です |
Artist Seats | StudioにWorkflowをパブリッシュ、実行、共有することのできる人数 |
Member Passes | StudioにパブリッシュされたWorkflowを実行することのできる人数 |
Expiration Date | 有効期限。有料の定期購読には設定が必要 |
API Enabled | APIからの利用を許可するか |
Default Workflow Credentials | Workflow実行のためのCredential設定 |
必要な情報を入力して「SAVE」を押すと、Studioが作成されます。
Studioの編集・ユーザの追加
作成されたStudioを選択することで、編集が行えます。
編集画面は新規作成とほぼ同じ内容ですが、右側の項目からArtist、Memberの登録を行うことができます。
終わりに
今回はAlteryx Serverの管理者向け機能のうち、Studioの管理についてを解説しました。 次回以降、メニューの残りの項目を解説を行っていきます。